枕崎のかつおについて

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三百五十年以上の
歴史を誇る
かつお漁業のまち、枕崎

鹿児島県薩摩半島の最南端に位置し、東シナ海に面している“かつおのまち”枕崎は、江戸時代にはかつお漁業でも大いに栄え、近代かつお漁の祖・原耕氏が大正4年から昭和初期にかけて、南方海域の漁場開拓を行い台湾・フィリピンまで漁場を開拓し、技術の向上と鰹節生産量日本一となる今日の礎を築きました。

かつお一本釣り

かつお一本釣りは活餌を撒き、疑餌針を使って竿で釣る、日本古来からの漁法です。一尾づつ船上に釣り上げられるため、一回の漁獲量は少ないですが釣り上げたカツオの扱いが丁寧なので鮮度がとてもよく、そのほとんどが刺身生食用として流通しています。一本釣りは、近海と遠洋に分けられ、近海一本釣りは氷浸けにされ鮮魚で流通するのがほとんどですが、枕崎の遠洋一本釣りは冷凍設備を備えているため一年中操業が可能です。

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遠洋かつお一本釣り漁船を所有

枕崎漁協独自の事業として、遠洋かつお一本釣り漁船・第三協洋丸(499t)1隻を所有し、南太平洋及び三陸東沖漁場にて、さしみ用カツオ・ビンチョウマグロを捕獲しています。
全国25隻のなかでも、常に上位の成績を収め、枕崎漁協の中心的役割を果たしています。

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鰹節生産量日本一!
漁獲・製造・販売を一本化

枕崎市漁協では、生産量日本一の枕崎鰹節の原漁であるカツオを中心にサバやアジ等の青物類、沿岸近海物まで多種多様な魚種を取り扱う市場、冷凍・冷蔵保管管理、氷の製造販売を行う製氷冷蔵施設、第三協洋丸をはじめ地元の遠洋かつお一本釣り漁船が漁獲してくる生食用凍結カツオを加工する総合加エ工場を有し、新鮮な海の恵みのおいしさをスピーディーに余すことなく提供しています。

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